アイロンのこつ
2020年07月20日

Yシャツのアイロン、大変ですよね。
最近ではシワのつかないというものもありますが
従来の素材を着たいという方、好きなデザインのYシャツは「生地が決まっていて・・・」というお話もよく聞きます。
そこで長年アイロンを握って来たコツを書いてみます。
ご家庭でアイロンをかける際、またクリーニング店ではどんな仕上げをするのかということを知っていただければ嬉しいです。
擦らない
意外ですよね。これはシワのひどい場合に特に使うテクニックですが
擦らず一箇所に熱を伝えるイメージで生地のシワを伸ばしながら
30秒から1分当てて、場所を変えるを繰り返します。
ただし注意点もあり、アイロンをかける時は当て布を必ず使用してください。『生地の経年劣化』や『ついた汚れ』、『染料』など、厳密に言えばこれくらいの要素の組み合わせで温度や当てる時間を考える必要があり、焦がすなどの事故にも注意しなければなりません。
また擦ると温度が伝わらないというのもポイントです。
熱と蒸気で繊維を伸ばすというのがアイロンなのですが
180度のアイロンを擦ると100度くらいまで落ちてしまうというイメージで考えてもらえるとわかりやすいかもしれません。
クリーニング屋さんは年間数万点のお洋服を処理しているところも珍しくなく、こういったノウハウ、経験を活かして仕上げをしています。
洋服の汚れは生もので、1点1点状態が違います。
これらをいかに繊維に優しくきれいにするか
そんなことを考えているんですね。
いかがでしたでしょうか。
擦らないというのは意外と知られていないテクニックだと思います。
ご家庭でやる際は温度を探りながら焦がさないように気をつけて
まずは試せるアイテムから少しずつやってみてください。
もし面倒な方はクリーニングを利用するのも便利だと思います!
お気軽にご相談くださいね!